WRCラリードイツの三日目に行って来た。場所はトリアー周辺。日記を見ると15年前にもトリアーのラリーに行っている。ローブが初優勝した時、と言うと隔世の感有り。15年前同様、妻に5時に起こされ弁当を持って出陣。アイフェル山地越えで気温は8度まで下がるわ霧に包まれるわで危ぶまれたが結局夕方までピーカン、顔を真っ赤に焼いての観戦となった。
最初はSS9、Panzerplatte(陸軍基地内)の数kmの短いスーパースペシャルステージで、ランキングトップのHyundaiのニュービレがいきなり左タイヤをもいでリタイヤの大波乱。今のWRCマシンはパワー制限もあり音量もそれなりでド迫力と言うよりは皆鋭さを感じる走り。コーナーで片輪を完全に内側ダートに落として全開で曲がっていくテクに痺れる。
Panzerplatteは基地内の交差点を斜めに仕切って直角コーナー二つにしたものを組み合わせると言うやや乱暴なコース設定。メインの会場であり、芝生の斜面に椅子を置いて一日中飲みながら観戦する人も多い。ラリーVRマシンの出店も在り、待ち時間の長いラリー、結構な客を集めていた(僕も乗った)。その後車で一時間移動した畑の中のSS12 Roemerstrasseでは、ターマックではあるが森を抜け丘を超えるラリーらしいコースも楽しめた。途中森から鹿が二頭飛び出してコースを横切るハプニングもあり、観客は沸いていたがオフィシャルはヒヤヒヤだったろう。その後再度Panzerplatteに戻り、午後のスペシャルステージを観てから帰宅。まだ二つオープンなコースのSSが在るがデジカメの電池も切れたしこっちも体力不足。帰りの高速で雨も降ってきたし撤退のタイミングは悪くなかったかな。
Panzerplatteは駐車場から会場へのシャトルバスが完全にキャパ不足で15分ほど待たされたり、Roemerstrasseも駐車場待ちで30分も渋滞が延びたりして不満も在った。15年前は地図を見てコースと交わる一般道を見つけて自分で観戦ポイントを決めて行って観たりして、色々ユルい時代だったのだとは思う。当時は動体専用カメラE-100RSで15枚/秒で撮りまくった。今回は動体苦手のX-E2、特に望遠は鈍くさい事で有名なXC 50-230で心配だったが、腕は衰えておらず(嘘)相変わらず下手な鉄砲をいっぱい撃って少しは当たったかな。ちなみに15年前はこんな感じ。
http://www.1wishyouwerehere.com/WRC2002/
マクレー、サインツ、果てはデルクール等なつかし過ぎ。今年もオフィシャルは変わらずインプレッサだった。
写真をたくさん撮りました。ギャラリーにあるのでご覧下さい。 https://1wishyouwerehere.com/2017_wrc_trier/
コメント