ロンドン、イギリス空軍博物館

博物館の入り口にはレプリカですが実物大の大戦機が飾られています。ここ駐車場入り口にはハリケーン、歩行者入り口にはスピットファイア。

ロンドン近郊博物館巡り。空軍博物館とブルックランズ博物館を一日半かけてハシゴ。前者でスピットファイアのコクピットに座り、後者ではハリアーとコンコルドに座り、オールドタイマースポーツカーでバンクを走ると言う充実した体験でした。

空軍博物館は入場無料で、子供達に航空(軍事?)技術を伝えたいと言う強い意欲の伝わって来る体験型の展示が多いのが印象的。フライトシミュレータや飛行機の構造だけでなく、今の時代に欠かせない衛星や偵察機の情報を統合して戦うところまで学ばせる進んだ展示でした。まあオッサンの興味はそこではなくもっぱら大戦機をはじめとする実機展示な訳ですが。バトル・オブ・ブリテンそのもののBf109Eとスピットファイア、カマドウマみたいな夜戦型Me110、運動場の様に広いバルカン、アホみたいに大口開けたテンペストと幾ら見ても見尽くせない凄い数。

バトル・オブ・ブリテンコーナーです。僕は翼端の角ばった飛行機が好きなのでBf109では写真のE型が好き。尾翼の支柱はダサいけど気にしない。
夜戦型のMe110ですね。トゲトゲのアンテナと機体色と(緑かぶり)のせいで、なんかバッタかカマドウマみたいに見えませんか。どってことない機体でしたが実物は迫力あってカッコいいです。
下に巨大な爆弾が置かれているランカスター。P51の後ろはB17。今回嫌という程双発機、四発機を見てだんだん好きになってしまいました。しかしここは嫌がらせかと思うほど暗い! 機体がデカイし、28mm F2.8では厳しい。せめて24mm、できればもっと広角レンズが欲しい。
これが大口開いてるテンペスト。空気抵抗デカそうに見えるけど700kph出す高速機。昔の展示写真を見ると宙吊り展示されており、結構置き方は変わる様だ。
スツーカ!! 何もかも無骨でいかつくてカッコいい。何故かドイツ機をイギリスまで来て愛でています。去年ライン川が干上がった時は、レマーゲン鉄橋の近くの川底から骸骨付きで一機出てきたそうです。
バルカン。恐ろしいよ、その下にずらりと並べた爆弾の数。主翼が滅多やたら広くて運動場みたい。
現用機館! 時間がないので駆け抜けて見た。ジャギュア、トーネードのカクカク組と比べバッカニアのヌメヌメ感が目立つ。
これですよ、バッカニアの女性的な?曲線美。下窄まりのキャノピーからウネウネとテールへ伸びるエロいボディライン。
灰色や濃緑色の機体が多い中で、妙にポップな色調のコイツは一際目立ちます。
未就学児とそのママさん達に混じって行列に並んで乗ったスピットファイア。気の良い係の兄ちゃんに説明を受けたりシャッターを押してもらったり。飛行帽とゴーグルも貸してくれます。

山ほど写真を撮りまくっておりますので、よろしければギャラリーにてご覧下さい。

コメント

タイトルとURLをコピーしました