自宅秋葉原化計画完了

関西人なので、自宅日本橋化、と書くべきか。日本橋のパーツ屋なんてもう残っていないのかも知れないが。

日本橋のパーツ屋に通い出したのは中学に入ってすぐ、放送部の先輩に連れて行ってもらった。小学生の時は三宮の星電パーツしか知らなかったので腰が抜けた。そこらで電子部品を集めて「ラジオの製作」の作例を真似た世代である。しかし家から日本橋は一時間以上かかるし、交通費がまた馬鹿にならない。ケチで面倒臭がりなので、すぐに「抵抗やコンデンサは自宅に各種様々な値のものを揃えておいたら楽じゃない?」と思い始めて少ない小遣いで部品を買い揃えたのが中学高校の頃。その後はバイクや他の趣味や仕事に時間が取られて電気工作も殆ど辞めたこともあり、アラ還になってもその頃の部品が殆ど手つかずに残っていた。それが上の写真である。

歳を取って子供が手を離れ自分の時間が増えて電気工作を再開し、棚を買って古い部品も整理した。既に部品はMouserやDegiKey、eBayで買うものとなっており近所で唯一パーツを扱っていた店も無くなった。通販は便利だがやはり「今日、この部品が欲しい!」と言うことはあるもので、部品在庫計画はその後も発展させた。トランジスタ、FETはどんどんディスコンになり市場在庫も無くなっていた焦りが拍車を掛けた。

と言う事でスーパーマーケットで一つ7.99ユーロの棚を買い足し、半導体と抵抗とコンデンサに分けて、ラベルも付けて部品整理。手前の奴は下にローラーを付けて前後2列のスライド棚にして本棚に収めて自己満足。これでどんなプロジェクトを突発的に始めたくなっても大丈夫! な筈である。それよりも部品だけ揃えてキット状態にしたものの手つかずの計画が幾つもあるので、そっちを何とかしなきゃいかんのだが。

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