ディーキルヒ軍事歴史博物館(ルクセンブルク)

ルクセンブルクの古城の街ヴィアンデンを家族で訪問。お城は見た。さて後は何して過ごそうと近場の情報を検索していた嫁さんが「戦車の博物館が近い」と教えてくれた。ホテルの隣町、Diekirchに立派な国立軍事歴史博物館があり、これは何をさておき行かねば、と思い立ち妻子を放って車を飛ばす。軍事歴史博物館であるから、戦車は屋外にある米軍戦車3両のみ。後は膨大な量のありとあらゆる軍の装備、備品、補給品、それと米軍ソフトスキンが中心に展示されている。その数は圧倒的で、よくもまあ集めに集めたりと感心する。リアルな状況再現展示が多く、車両付属のマネキンもやたらと小芝居していて面白い。ジオラマ派のモデラーは必見であろう。ルクセンブルクはドイツ軍に蹂躙され、徴兵されて東部戦線に駆り出され、多くの人が戦死または捕虜収容所で亡くなっている。ルクセンブルク市街はV3と言う長距離砲の標的にもなって穴だらけにされている。

ビデオでは地元の人達、当地にて従軍していた人々のインタビューが流れていました。写真のルクセンブルク女性は家族で納屋に隠れていたがドイツ軍に見つかり「民間人です。撃たないで」と懇願したが男は殺されたとのこと。同じドイツ語を話す人でもお構いなしなんですね。その後に来たアメリカ兵は親切だったとか、でもこれも勝者が作った歴史ですからね。

写真は他にも大量に撮りましたのでよろしければご覧下さい。

コメント

タイトルとURLをコピーしました