B&M専門オーディオショップ訪問

14年前のドイツ駐在終了時に、清水の舞台から落っこちたつもりで買ったドイツ製アクティブスピーカー B&M Sigma。マルチチャンデバとユニット数だけのアンプを内蔵、ミッド〜ハイはセラミック逆ドーム、ウーファーはAFBと気合いの入った80年代の名残の品。当然今回ドイツに里帰りさせたのだが、最近左CHからハム音が聞こえるしオーバーホールしたくなってきた。久々に訪れた「アクティブスピーカーとスペインワインの店?」Johannes Krings http://www.johannes-krings.com/index.html
は14年前と変わらぬ店構えで前のクルマも健在。店主は多少太ったがこれも変わらぬ髭親父。14年前の話をすると覚えてくれており嬉しい。しかしメンテの見積もりは「メーカーに出せば18万、うちならも少し安いよ」と流石のお値段。「うーん、持ち帰って検討します」とその場では即答出来ず。相変わらず超高級スピーカーが林立する店内をうろついてデモなど聴かせてもらい、物欲を無駄に刺激されて帰る。

追記: Krings氏はこの数年後事業を停止。2022年に亡くなっていました。RIP

店先には古いシトロエンが生けてある。その後ろの格子の付いた小さな窓から店内が覗ける。
魔法の国から来たように美しいアナログプレーヤー。SMEのトーンアームのセクシーな曲線、ウェイト群の緻密なメカの魅力は何十年経っても変わらない。
うちのシグマたん。ルーメンホワイトとかに使われる、Thiel&Partner(ACCUTON)の白いセラミックの奴がずらりと並ぶ。真ん中のを娘に割られた(卵の殻のように脆い)。ユニットだけ取り寄せて交換したが、ユニット代だけでウン万円。ウーファー中央下の小さい銀色の点がマイクロフォンで、自分の出す低音を聴いて補正する。

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