課長の家の庭でバーベキューをする前に近所の私設の博物館訪問する、と言うので行ってみた。ら、これがツェンダップ天国だった。百台はあろうかと言うツェンダップのバイクは1923年の最初のモデルから1980年代の倒産前最後まで網羅され、北米モデルや軍用サイドカー、自動車、船外機、航空機用エンジン、果てはミシンまで揃っており皆綺麗にレストアされてオーナーのツェンダップ愛が伝わってくる。ツェンダップ以外にもBMW, DKW等並んでいる。オーナーの説明中、何度か「日本やイタリアのメーカーに……」と言う言葉が聞こえてきて少し辛い。綺麗な緑色のサイドカーはナンバーも付いているしエンジンもすぐに掛かった実働状態である。博物館は半分がバイク関係、半分は100年程前の生活の展示となっており、オーナーと奥さんでそれぞれ説明してくれる。同僚と一緒なので一時間半程で去らねばならず心残り。再訪したいが言葉の問題が。。。勤務する会社のある小さな町の郊外に偶然にもこのような場所が有って幸せである。同僚に「まさかドイツのあらゆる町にこんなイカれた爺さんが居るのか?」と訊いたが、そんな事は無い、と言われたので。
写真もいっぱい撮りました。ギャラリーにあるのでご覧ください。https://1wishyouwerehere.com/zundapp_museum/
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