ボッシュ ドラム式洗濯機ドア修理

地下室で洗濯機を回していた妻が「洗濯機のドアが開かない」と報告。なるほど叩いても引っ張っても開かない。取っ手を引いても全く手応えが無いので機械的な破損と判断。Bosch Washingmachine door won’t open 等で適当にググると色々と故障の状況と機種に応じた解決法が見つかる。

残念ながら我が家のケースは上記のどれを試しても効果が無かった。諦めず検索を続けると、Youtube動画で同一機種の修理を解説してくれる親切な方が

見つかった。動画で見た通り取っ手の隙間から灰色の金具が見える所に食事用のナイフを押し込みながらドアを引っ張るとアッサリ開く。爪が内側に開くタイプなのでワイヤ法で開かないのは当然か。ドアを外して分解するとラッチを引っ張る部分の樹脂が欠けている、これまた動画通り。設計者はラッチの荷重を想定したのだろうが取っ手を引っ張る力はその気になれば幾らでも掛けられるのでコの字断面の樹脂じゃ持たないよね、設計ミス。こんなのは接着剤じゃ絶対修理は無理。素人は大人しく取っ手部品を注文するところだが、時間もお金も掛けたくない。機械の事なら何とかしましょう。適当に穴を開けて木ネジ2本でガチガチに固定。ネジ頭が飛び出した分ドア側の干渉する所をヤスって対策。ドアを元通りにネジで止めて即日修理完了。何でも分からなければネットで調べられる、便利な時代になったねえ。洗濯機はドイツに来てすぐ買ってもうじき丸6年。まだまだ壊れてもらっちゃ困る。

コの字の薄い断面の突起で、本体側の部品を引っ掛けてドアロックを解除する仕組み。ドアロック解除に要する力は小さいが、ユーザーはこのハンドルを力一杯引いてしまうのでとんでもない荷重がかかることは容易に想像出来る。こんなちゃちな樹脂突起じゃ持たないのは明白。完全に設計ミス。
適当な形状の部品が無かったので、元部品を生かしてそれをネジ2本でガチガチにハンドルに固定。接着剤とかは使っていません。ネジはかなり深くハンドルにねじ込んであるので結構持つ筈。

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