30 Second To Mars ライブ

2月の筈が延期になって、待ち焦がれた 30 Seconds to Mars のコンサートに行ったらギターのTomoが不参加でドラムとボーカルだけでカラオケ状態だったでござる。最近デカいハコのコンサートを遠くの席から観て物足りなさを覚えていたので、今回は気合い入れてフロアのチケットを買って午後2時過ぎから並んで柵から二列目をゲットしたと言うのにお目当てが居ないとは。

やたら客をステージに上げたりして時間ばっか掛かってる割に曲数は多くないし、ジャレドも歳取っちゃって客席にダイブしたりしないし クルクル回るのも遅いし、5,6年前のビデオで観て衝撃を受けた、爆発するような情熱的な切れまくった演奏はもう出来無いのかね。

それでもミュージシャンと目が合うくらい近い所で、熱い若者に肩を並べて拳を突き上げて”No, No, No!”って叫んでいるとライブに来た実感有る。Do or Dieのサビでは泣きそうに切なくなるし、シャノンの激しいドラムは燃える。何だかんだで充実感はあった。5時間近く立ちっぱなしだしライブ中はピョンピョン跳びはねていたし明日の腰が心配だ。

ジャレド・レト、俳優としての方が有名かも。コンパクトカメラのズームでもこれくらい軽く寄れる程近いです。ステージまで10m位?
Closer to the Edge の No, No, No, No!! のポーズ。観客席の連中のノリの悪さが分かる。フロアも今一だなあ、ドイツだから? 途中でジャレドが何度も「楽しんでいるかい?」って訊いていたの、この反応のせいかも。
ベースレスで三人でやっていたときもベーシストはステージに上げない方針だったからギターが抜けるとこうなる。今日は特別に最後にスタッフもステージに上げて珍しくベーシストも顔を出したけどギターが居なかったというのは? ギタリストは公式では休養ということになっているが脱退だともっぱらの噂。
兄シャノン・レト。キチガイじみた激しさで、全体の3割くらいはドラムソロじゃないかと思う勢いで叩きまくる。
旗が多い! 運良く僕の前に旗は無かったが。
お決まりの風船遊び。振り返るとギョッとするほど肩車された女の子達がにょきにょきと。人生でこんなに肩車している人を見たのは初めてかもしれん。この数だけ下で支えている男がいるってことだが。ちなみに客の男女比は女性が7-8割でびっくり。漢受けするバンドだと思っていたのに。やっぱジャレド人気か。

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