さて、来年の来日も決まったようですが、一足お先にケルンに Jeff Beck のLoud Hailer Tourが来ました。いや良かった素晴らしかった。1000人入らない小さいホールで立ち見だったので2時間前から並び(殆ど人は居なかった)無事最前列中央ゲット。あの高校生の頃からの憧れのベックが、目の前5mくらいで「哀しみの恋人たち」演るんすよ。もう気分は米帝大統領ですよ。言うこと無いですよ。
と言っても曲は当然新作からのが多いんですが、これがまたかっちょろばちいんです。72歳のお爺ちゃんですよ。信じられんです。あの親指一本で何でエレキ弾きまくれるんですかね。伊達に50年近く孤高のギターヒーローやってないですよ。もうストラトは体の一部なんでしょね、自由奔放、緩急自在、融通無碍、手癖上等、親指万能、って感じです。
行列の写真の通り、なにせ客も平均60歳近いと思われる爺ばかりで、ボーカルのRosieが腰振って挑発しても、ギターのCarmen Vandenbergがソロを決めても、皆ニコニコしながら娘の学芸会を観るように手拍子。しかしCarmen美人だし演奏中ずーっと笑ってていいな。ちなみにRosieは例の拡声器持ってステージから降りてきて、ステージ前中央の、そう僕が握りしめてる柵に寄っかかって身を乗り出して叫ぶもんだから腰に手の甲が触っちゃいましたよ。のけぞっても目の前50cmくらいに胸の谷間が来て困りました。 いや、僕は「どこのインナーイヤーモニタかな」とかチェックしてたんですが。
そんなこんなで、明日にでも左用ストラトのネック買って来てうちのフェルナンデス白に塗って首をすげ替えるぞ!の勢いです。本当はリバースヘッドってストラトの格好良さをスポイルしてると思っていたんだけど。ああ大満足。
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