Coldplayコンサート in Frankfurt

金曜日、昼過ぎからフランクフルトに高速でひとっ走り、ColdPlayのA HEAD FULL OF DREAMS TOUR、Commerzbank Arena 公演に行って来ました。ずっと観たかった彼らのライブで幸せな時間を過ごせました。クリスはまるで壇上の校長先生の様に「僕からは皆一人一人見えているから!」と5万人に対して叫び手を振り、花道を何度も全力ダッシュ、暗転の舞台で移動するにも跳ね回る。MCも気さくで元気な隣のお兄ちゃん風だけど唄うと引き込まれる。最近のドイツの同性婚合法化等にも触れ「ドイツエラいよ!イギリスはちょっとね。。。」と語り「金曜の夜のフランクフルト最高♫」と即席の歌で会場を沸かせる。

武道館でもクリスがマイクを忘れてAll I Can Think About Is Youがやり直しになったらしいが、こちらでは曲の途中でスモークが多すぎてステージが見えなくなり「皆、まだ居る?」とクリスが苦笑して手を振って演奏ストップし二番からやり直し。「Youtubeには上げるなよ」と言っていたが時間の問題でしょう。東京も同じ事言っていたけど上がっているし。Charlie Brownでは始まって暫くして携帯を構える客の多さに演奏ストップ、「この一曲だけは携帯を置いてみんなでジャンプしようよ!」と呼びかけ最初からやり直し。予定になかったのにその場の客のリクエストでGreen Eyes。こんなでかいステージでそんな人間味のあるトラブルやら進行やらやってくれ、親しみと場を共有している感覚が得られるのも又彼らのライブの醍醐味でしょう。全員に自動制御のLEDリストバンドを渡し「一緒にショーを作る」等最近の流行の手法も取り入れてます。

素晴らしいコンサート、ショーだったのですが、席がイマイチで次回はやはりアリーナ最前列に走らねばと決意。どうせ演奏中は殆ど立ちっぱなしなんだし。駐車場アクセスなどコンサート前後が酷かったこともあり、ちょっと印象が悪くなってしまったところも。会場すぐ傍の高速のインターに辿り着くのに終演から二時間も掛かった……。

飲み物は左の大きなコップで売られています。ビールもコーラも一杯5EURは高いなあ。 向かいの席に空席が見えるけど、開演後も埋まっていなかった。流石に4万人以上の会場を2日連続は埋め切れなかったのか。手前の立ち見スペースも割と空いてます。 この席、悪くは無いけどピアノが柱の陰で見えない。手前下のバックヤード感あふれる風景とかも「コンサート会場を」観ている気持ちにちょっとさせてくれた。
紙吹雪の中を花道ダッシュしつつ歌い続けるクリス。跳んだり跳ねたり回ったりしながら唄う、凄い体力。
ただのLEDの光、なんですが、宇宙に一人クリスが歌っているよう。美しいと思ってしまいます。
紙吹雪と色付き照明とレーザーと。アリーナ向けショーの演出も充分。
お決まりのバルーン。あれ、回収しないんだ。家族で二つも持って帰っている人が居たけど、車に積めるのかな?
これですね、スモークがひどくて中止。世界ツアーの後で未だにこんな失敗が有るんだと意外でした。客席からは割と見えているんだけど(スクリーンの映像も綺麗)、本人達は「こっちからは何も見えないぞ!」と言っていた。
高速から降りて未舗装路を延々走らされ辿り着くと森の中の原っぱ。これで駐車場代6EURも取られた。天気良くて良かったけどね。2日目の翌日は朝から大雨だから、ここきっと沼みたいになってるよ。濡れた草は滑るから下手すりゃスタックするよ。 ちなみに帰りにここで自分の車が何処か分からなくて10分以上彷徨った馬鹿は私です。それは自業自得なんだけど。
車を降りたら、そこから森の中を延々20分歩きます。行きはまだ良かったけど、帰りは真っ暗だったし全員が一度に歩くので混みまくって更に時間が掛かった。

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